太陽の国 España 12
そこから2時間ほどバスで走り、マドリーへ。
最初の目的地はプラド美術館。
あんまり期待はしていなかったんだけどね~
絵画とかあんまり興味ないし。
でも、さすが世界のプラド美術館!!
もっとキリスト教に詳しかったら楽しめたのかもしれない。
スペイン在住の日本人のガイドの方が詳しく説明してくれて
絵画に込められた思いや、背景を知る。
今は写真撮影禁止って事で、知らない方のHPから拝借。(ドロボーいます)
ラス・メニーナス。宮廷の女官たち。
ベラスケス作。
ベラスケスは自分の作品にいつも自分自身を書き込んでいる。
鏡の中には、国王フェリペ4世と女王マリアーナも映り込んでいる。
マルガリータ王女のかわいらしい事。
エル・グレコの作品や、ダリの作品もたくさん見て廻って。
ゴヤの
「1808年5月3日の銃殺」
「カルロス4世の家族」
の裏話をガイドさんが説明してくれたり
有名な「裸のマハ」を鑑賞したり。
怖かったのは同じくゴヤの
「わが子を食うサトゥルヌス」
狂気。
キリスト教をきちんと知ってから来いよ!
プラド美術館はそう私に訴えてくる。
ヨーロッパの絵画を鑑賞するのであれば
キリスト教に詳しくないと無理。自分の無学さを思い知らされた気がした。
プラド美術館でもほんの少しの自由時間をもらってお買いもの。
と言ってもマグネットくらいしか買えなかったけど。
エル・グレコ 「胸に手を置く騎士」 ムリーニョ 「無原罪のお宿り」
エル・グレコというのは呼び名であって本名ではない・
エル・グレコ=そこのギリシャ人という意味。
彼はその呼び名を嫌っていたのだろう。
自分の絵画には絶対に本名でサインしていた。
本名はとっても長い。
ドメニコス・テオトコプーロス
Δομήνικος Θεοτοκόπουλος
読めないよねぇ
マドリーの人口は550万人くらい。
イベリア半島中心に位置している。
私が行った時期の気温は
朝14°
昼30°
とっても乾燥してた。
マドリーの持ち家率は60%
働き者が多く、綺麗好き
日曜日は必ず家族と一緒に昼食をとり
嫁いじめは日本と違って全くないとか。
正社員には1年に有給が1か月与えられるも
失業率も高い。ユーロになり物価が高騰したと。