Borracho (酔っ払い)4
その日の飲み会は女王さまが欠席された。
日頃から女王さまに気を遣って(ホントかよ)飲んでいたので
最初からテンションが高かった事は否めない。今思うと。
最初に切れたのはMちゃんだった。
Mちゃんは天然の大竹しのぶみたいな感じ。
実家に行くと言って家を出たのに飲んでいることが旦那にばれた。
そこの旦那さん、めちゃくちゃやヤキモチ焼き。
携帯からも怒鳴り声が漏れ聞こえてくる。
Mちゃんはフッと笑うと優しい顔をして携帯の電源を切り
言い放った。
「頭きたからオトコ呼んじゃおうっと!」
はい、またそのパターンね
Yちゃんと私は目が点。
結局Mちゃんは自分の分だけ(分だけってなんだよ)のオトコを呼び
クラブに行った。
入ってみると若い子ばかりが踊ってる。
しかし流れている曲は私たちの青春を彷彿させる
懐かし~のディスコミュージック♪
ステップ踏んで踊ってたっけ。
「リアルタイムでこれ知ってるのって私たちだけだよね」
と自慢にもならない自慢を言いながら踊って踊って踊りまくった。
席に戻って一休みした時、私の携帯が鳴った。
その内容は言えないがw
私もキレた。
その夜の事はあまり覚えてない。
翌日の反省会。(大抵飲み会の翌日は電話で反省会)
隣の知らない兄ちゃんとチークを踊っていた事。
トイレの前で気の弱そうな兄ちゃんを捕まえて
意味の分からない説教をしていた事。
を知った。はぁぁ
「本人に謝らせるからって携帯番号聞いたんだよ!
早く電話して謝れよ」
Yちゃん怒ってた。
すぐに電話をしたけど留守電に繋がった。
「昨日はご迷惑をお掛けしたようですみませんでした」
って入れたけど、きっと居留守だよねw
教訓:飲み会の翌日、驚愕の真実を聞かされるような飲み方はしない事。