太陽の国 España 6'
次に向った先は、かの有名なサグラダファミリア。聖家族教会。
はっきり言ってあんまり期待はしていなかった。
まだ建設途中なんだ~変なの~位の認識。
がっ!嬉しい期待はずれ。
画像の大きさがばらついてすみません。
まず、建物全体の美しさと大きさに圧倒される。
入館すると、すぐ正面に見えるステンドグラスに眼を奪われる。
あまりの素晴らしさに涙が溢れてくる。
幼稚園の時のみカトリックの俄かクリスチャン。
「すごい!!」としか表現できない自分の、語彙力の無さを悔やむ。
大胆でいて、すごく繊細な細部の造り。
ガウディは設計図を書く事が苦手だったらしく、残っていた物は模型のみだったらしい。
ガウディのちょっとした話。
1862年、アントニオ・ガウディは銅板職人の5人目の子供として
生まれた。2人の子供が幼くして亡くなったので3人兄弟として幼少期を過ごす。体が弱く、家で過ごす事も多かった。
20歳の時、建築家を目指し、アルバイトをしながら建築の勉強をする。そのアリバイトが、建築事務所であったり、工事現場であったりした為、それが彼の作品に影響していると言われている。
その頃の学校長だった人物が
「彼が狂人なのか天才なのかわからないが、時が明らかにするだろう」と言っている。
その後、グエル氏という大金持ちから家の設計や、公園の設計を任されるようになる。
31歳の時、サグラダ・ファミリアに手を付ける。
1914年ガウディ52歳。他の設計には携わらず、サグラダ・ファミリアだけに専念するようになる。
敬虔なカトリックであった彼は、1976年教会に行く途中で電車に轢かれ死亡。享年73歳だった。
今でも建築工事が続けられている。
いつまで掛かるのか誰にもわからないサグラダ・ファミリアのその工事は続く。