Niño (こども)3
怒涛の4歳児(以後命名されたように爆ちゃんと呼びます)
がサッカークラブに入って6か月が過ぎた。
私の住んでいる所の名物と言えば
お茶にみかんにサッカー最中(ちょっとマイナー)
練習中には土遊びと鬼ごっこしかしていなかった彼が
チャイルドサッカー大会に出場することになった。
参加チーム48、選手総数802名
TVカメラ
まで来ていた。
幼稚園で毎日練習している強豪を尻目に、なんとひ弱な我がチーム。
入場行進から爆ちゃん飛ばしてた。
プラカードの取り合いで殴り合い、持たせてもらえたプラカードでグランドの土を削る。
ま。後から思えばそんなの可愛いものだった。
試合が始まり、幼稚園児らしくみんなでボールに群がり誰もパスしようとしない。
そんな中、爆ちゃんが潜り込むようにしてボールを抱え走った。
ヲイヲイ、ラグビーじゃないんだから。
次のハーフにコーチが暴挙に出た。
爆ちゃんをゴールキーパーにしたんだから。
何分かして、フラフラとグラウンドの真ん中まで出てきた彼は
前を押さえて
「おちっこ~」
その日彼がしでかしてくれた事。
サッカーパンツ?の紐をゴールネットに結び付け挙句の果て取れなくなった。
グラウンドの真ん中でふてくされて寝る(1度だけじゃない)
教訓:親の顔が見たいと思うことが多々あるので
鏡を常に持ち歩く事。