太陽の国 España 9
相当疲れていたんだね
知らない間に眠ってた。
それでも6:20分のモーニングコールの鳴る前にどうにか起きる。
テラスに出て、ぼぉ~としながらタバコを吸い、コーヒーを飲む。
(ホテル内は禁煙なので、
テラスだけは眼をつぶると前日スペイン人の支配人から通達された)
本当に静波だわ。この薄汚い感じ。
荷物になるから昨夜のビールも消費しないとね。
と朝からビールもせっせと摂取。(バドなのが悔やまれる)
部屋にポットが無かったから、洗面所のお湯でコーヒーを入れた。
しかもホテルのガラスコップでw
紙コップ持って行くって張り切っていたのKさんだしね
最後までお茶もコップも出さなかったよ
はぁ~ここでもはや ウンザリ。
先が思いやられる。
いやもう言うまい。目を瞑れば見えてこない。
2日目 朝食は7:20から。
甘いパンか、カチカチのパン。究極の選択。はぅ~
美味しくないサラミもどきはもう絶対に食べないぞと誓う。
ここではお湯があったのでお味噌汁を飲めた。
少しほっこりするものの、バスの出発が8:10なので
もう一度部屋に戻る時間もない。
Kさんが部屋に荷物を取りに行ってくれたけど
危うく私のDior、レストランに置いていかれそうだったよ(涙
それから変電気。
髪を巻こうと思って温めていたら煙がもくもく。
カールドライヤーもろとも昇天されますた。
チェックインした時に、日本人が居るなって思っていたのだけど
日本の競泳選手が合宿してたんだと。
朝食を食べていたら、炊飯器を片手に
「おはようございます」と元気よく声を掛けてきた。
そのうちにオリンピックに出るような選手が居たのかな。
バスはペニスコラまでの290kmをひたすら走る。
トイレ休憩はドライブインみたいな場所。
そこの売店でこそこそ?買い物をする。
地元の人たちが食べていたサンドイッチ的なもの?
美味しそうだったなぁ
(食い意地張りすぎ?)
スペインのトイレットペーパーは幅が狭い。
トイレを流す時も、真後ろにバーが付いていて
押す時もあれば、引く時もある。
何事もやってみるもんだな?って?
約2時間で地中海に突き出た風光明媚な街、ペニスコラに到着。
コスタ・デル・アサール
レモンの花の海岸という意味らしい。
ベネディクト13世が住んでいたというお城までひたすら歩く。
細くて、入り組んだ路地には普通の住宅もあるけれど
素敵なカフェ(ビール!タパス!)や
お土産を買いたくなるようなお店がずらりと並んでいる。
真っ青に晴れ上がった空と(日本の青い空なんて比じゃない)
白い家、ベランダに飾られた綺麗な花たち。
う~ん。これぞスペイン!!
子供たちが試験中だったため、願を掛けてみた。
ホンダ車だね
ここの海岸もヌーディストビーチ。
本やTVでしか見たことのない風景や香りに、感動する。
ここは避暑地として、かなり土地の値段が上がったらしい。
ドイツやフランスからも避暑地として多くの観光客が押し寄せるとか。
下の海岸沿いにはホテルがたくさん存在する。
何日か宿泊して満喫してみたいと思った。
そんな訳で、
タバコを吸うと言で一番後列を歩いていた私。
そらもう~買っちゃうでしょ?ってな訳で
すごく綺麗なガラスの飾りとお面を迷いながらお買い上げ♪
そこから追いつこうとしてみたけど
もう音声ガイドは聞こえないし
仕方が無いから上がってきた道を下までどうにか降りてみた。
するツアーの方たち発見!
「すごく探したのよ!ガイドさんも困ってたじゃない!」
いきなりKさんが大声で怒鳴る。
反省はしてます。自覚もございます。
ほぼ確信犯です。ごめんなさい。
前に廻って「申し訳ございませんでした」を連呼。
最初からすましていたおばちゃんは
「団体行動なのよ!」とお怒りモード。
だからごめんなさいって。(ショボン
そのご主人は
「これも旅の思い出でしょ」とニッコリ笑って言う。
ですよねぇ~ってモマエが思うな!
スペインはシボレーとワーゲン率高っ!
日本車は殆ど見なかったょ
私が見たのは三菱2台、スズキ1台、トヨタ1台
ドーハの空港内はトヨタ車かなり頑張ってたのになぁ
当時、プリウスだったのでトヨタが気になるw
昼食はサルスエラ。
スペイン風ブイヤベースだと言うが
席に着く前からもう前菜がテーブルに出ていた。
乾燥しかけたチーズとハム、そして天敵確定のサラミもどき
赤ワインとお水はサービスだと言うので
普段は飲まない赤ワインをお水の様に飲む&飲む。(食い意地!)
ブイヤベースはなんだなぁなお味。
まだスペインらしい食事してないぞ?(怒)
それからまたバスはバレンシアに向けて走る、走る。
見える景色は葡萄畑とオリーブ畑。
代わり映えがしないなぁ。
バレンシアに着いて、ラ・ロンハの観光。
中世のゴシック様式について説明されても、よくわからないぞっと!
しかもお祈りをしている最中の教会(カテドラル)にまで入って行っちゃって。
だからアヒルの行進って言われちゃうのよね
と、言いつつ撮影してる脱走アヒル。
Borraha(酔っ払い)11
毎年恒例のBBQ
女王様ご家族は欠席でした(ラッキー)
それでなくてもその年は週末ごとにBBQ
日焼けをしたくない私まで真っ黒になっちゃった。
日焼け止めを肩に塗り忘れ、タンクトップそのままの形で日焼け。
そんな話をAちゃんにしていたら
「それって下請けのおっちゃんたちと一緒じゃん」
ホホ
台風を気にしながらのBBQ
いつもはなにもしない旦那が、ここぞとばかりに動いてる。
本当に外面ばっかりいいんだから!
手を出すと怒り出すMちゃんの旦那さんは私の小中校の同級生
いわば幼馴染。
うるさいからふたりにやらせておけばいいよと女性陣は飲んでいた。
今年は川に流される爆ちゃんを見ることもなく
川で無様に転ぶSちゃんを見ることもなく
つまんねぇなって思っていたら
Mちゃんの旦那さんが私に言った。
「こまちぃ~旦那まめに働くよね。離婚の裁判になったら俺が証言してやるよ
女房は酔っ払いだけど、旦那はいい人でしたってさ」
殴ってやろうかと思ったけど、元ボクサーだからやめといた。
大体こいつは私のPCにただ一言
「酔っ払い」
って大きなフォントで送ってくるようなやつ。
「おまえがな」って送り返しているけどね
教訓:物事の表面だけを見てすべてを理解したと思わない事。
Padre(父)1
存在自体が怖かった父。
ゴルフを始めてからは少しましになったけど(まし?)
私が小さい頃なんて角刈りあ~んど怖い目つき。
ほんと怖かった。
いつも敬語だったしね、私。
高校の時、珍しく真面目な子が家に遊びに来たとき
その子が帰り際
「こまちちゃんの家って893なの?」
違いますからっ!
先日の事、父の机の上に「ロシア講座」なる本が置いてあった。
長女ちゃんが
「あれ~おじいちゃんロシア語習ってるの?」
すると横に居た次女ちゃんが醒めた調子で言った。
「今度の彼女がロシア人なんじゃん?」
う~~ん。ありえなくはない。
そんな父
少し前に2日間消息不明。
携帯も通じない。
家族で心配してあちこちに連絡。
と。父から電話があり
「今、京都だから。もうすこししたら帰るから」
そなたは自由人か。
教訓:父を侮ったことなど1度たりともない。
Niño(子供) 6
ママの可愛い爆ちゃんは、最近(つっても十数年前の話)ちょっと生意気。
幼稚園のお迎えに行ってもにこりともしない。
そのくせ家では
「ママ~今日は一緒に寝よう♪」って甘えてくる。
が!あなたと寝ると夜中に顔を思いっきり殴られたり
お腹を蹴っ飛ばされたり(もしかして確信犯?)
先日も幼児教室の宿題をやってね~とやさしいママと(己で言うな)
ゲームをやりたい爆ちゃんが言い争っていた。
「早く片づけちゃえばゲームできるでしょ?」
「だって今やりたいんだよ~」
「だったらもうゲーム禁止!!」
すると爆ちゃん
「なんでだよ!ママのデブ!」
は?
1番言ってはいけない事言ったよね?
おまけに街中では大きな声で
「ママはこの間 ○○歳になったんだよね」
足し算したんか!モマエ。
お姉ちゃんたちなんてついこの間まで
「ママは28歳」だってずっと信じていたのに(涙)
道を歩いていたらかわいい犬がお散歩してた。
「爆ちゃん、可愛いわんちゃんがいるね」
と私が言うと、爆ちゃんがシラっとした顔をして言った。
「ママ、あれは犬っていうんだよ?知らないの?」
ゴメン。
先日受けた幼児教室での知能検査の結果がとびきりだった。
先生と面談した時に言われた言葉。
「もうお母様とお話ししていても物足りないと思いますわ」
何もそこまで言わなくても。
教訓:息子の嫁との同居は絶対にしない。
Borraha(酔っ払い)10
まだまだ、ずっとずっと若かった時の話。
友達と飲みに出かけた。
妙に空いていたお店のカウンターにはおじさまふたり。
やたらと話しかけてくる。
うっとうしんじゃ!ヴォケ!
もちろん言いませんわよ
でも!
そういう種類のオンナじゃありませんって!
あんまりうるさいからお店を出ようとしたら
「じゃあ最後に電話番号だけ教えて~」
とジジイ達(おじさまからジジイに降格)
その当時携帯なんて勿論ないし
見ず知らずの人に自宅の電話番号なんて教えられるわけない。
それに家には、こわ~~いお父上がいる。
オトコノコからの電話なんて私の目の前で
「いねぇよ!」ガッチャーン
ジジイたちのセリフが
うっせぇなと思いながら気が付いた。
たまに電話する電話番号を教えて差し上げることに。
「○○-○○○○よ♪」
お店を出たら店内からジジイの大きな声が聞こえた。
「これ!市役所の電話だろ~~」
教訓:個人情報はさらさない。
33
Conversación frívola(与太話)5
とある病院での待合室。
順番を待ちながらコッソリ人間ヲチ。
「お待たせいたしました。○○さま~○○○○さま~」
受付のお姉さんが男性の名前を呼んだ。
私の後ろの方から
「はぁ~~い」と幼稚園児のようなお返事の仕方のおいじいちゃん登場。
お返事がかわいすぎるだろ!
するとお姉さんも調子が狂ったのか
「おまたせいたちまちた」
って。一緒に幼児返りしてどないするねん!
でも待合室って笑えない場所
私には太腿をつねるしか術がなかった。
そう言えばそこの院長ったら私が診察室に入っていくと
「おい!酒飲みすぎてないか?」ってわざと大声で聞く。
すぐそこに中待合あるから聞こえちゃうじゃん?
胃カメラ飲んだ時に麻酔が効かなかったりあれこれあったから。
診察が終わってドアを開けるとまた大声で
「おい!酒飲みすぎるなよ!」
中待合の方たち笑ってるし。
教訓:病院って厄介。
Conversación frívola(与太話)4
ダイエットの為に寒くない日は自転車でお出かけ~
その日もお買い物は自転車で!
お買い物を終えて外に出るとママ友のわるぃ奴が
「ハロ~」って声を掛けてきた。
近くの文房具屋さんまで行くと言うので
「お買い物の荷物自転車の後ろに乗せてあげるよ」
その親切が仇になるとは思いもせず。
Uの荷物を後ろの爆ちゃんのシートに乗せた時
前かごに乗せてあった卵が落ちそうになった。
慌てて卵に手を伸ばした途端
自転車もろともすっ転んだ。そ、無様と顰蹙は常にお友達。
隣でゲラゲラ笑いながらUが言う。
「ププッ こまちぃ~この事は誰にも言わないから。クククッ」
午後。学校の用事でママ友に会った。
開口一番
「ねえ、スーパーの前で無様に転んだんだって?大丈夫なの?」
クソ!Uめ!
教訓:近所では転ばない。